プロセッコDOCについて

今日はこの一杯
プロセッコDOCから始める時間。
PROSECCO
DOC

サムネイル

プロセッコ DOC とは、年間生産量 5億本を超えるイタリアが誇る世界有数のスパークリングワイン(スプマンテ)です。
イタリアの北東、ヴェネチアがあるヴェネト州とフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州が主な生産地。そのうちのヴェネト州・トレヴィーゾに本部が設置されています。
プロセッコワインはすでに古代ローマ時代には存在していた、という記述が残っているほど非常に古くからあるワインです。「プロセッコ」という名前も、もともとはぶどうの品種の名前でしたが、今ではワインそのものの名前となりました。日本で知られているスパークリングワイン(スプマンテ)のスタイルが登場したのは 19世紀末のことです。
イタリアではアペリティーボ(=ランチやディナーの前に軽いお酒とおつまみで過ごすこと。)の時間に良く飲まれるプロセッコ DOC。
どうぞ歴史あるこの飲み物を思う存分お楽しみ頂けますように。

背景

プロセッコDOC、特筆すべきその起源とスタイル

You can tell the real PROSECCO 本物のプロセッコとは。

プロセッコを造り出すブドウの木は、ドロミテとアドリア海に挟まれたイタリア北東部のヴェネト州(ヴェネチアがある)とフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州にしかありません。 気候、土壌、そしてワイン造りの伝統による特定の相互作用を産み出すことによって、プロセッコDOCという特別なワイン(スプマンテ・スパークリングワイン)が生まれます。
斜面の日当たりが良く、さらにアルプス山脈の夜の冷たい空気とアドリア海からの昼間の温かい空気による昼夜の寒暖差が、ワインに最適な質の高いぶどうを造り出しました。
*この希少条件により、ぶどうの糖度が昼は上がり、夜は酸で引き締まります。
ここからプロセッコDOCの物語は始まります。 証明書

背景

The story プロセッコの歴史

2千年の泡、プロセッコという物語。 13世紀半ば以降、「Prosech」または「Prosecum」という地名、そしてもっとモダンと言われていた「Proseco」という地名も、南東はトリエステ司教区にそして北はドゥイノの領土に接している小さな町を意味していました。
今でもプロセッコは、イタリア半島の最北東部に位置するトリエステの小さな町です。
この土地でのワイン生産に関して、最初の記述は時代をさかのぼり、4つのブドウ畑を借りるために証書に記載されていることから確認することができます。
確かにそのブドウ畑はプロセッコから海に向かって下る日当たりの良い斜面にあり、ボラの冷たい風から守られ、さらに古代には海に覆われていたマール-砂岩の地形があり、とても特別なブドウの生産に適していました。
*ボラとは:イタリアの北東部で冬に吹く風。

背景
背景

16世紀初頭、プロセッコ地方のワインが、ある重要な文献に記載されていました。
詩人であり偉大な文化の人であるピエトロ・ボノモは、the Natural History of Pliny the Elderを研究し、皇帝オクタヴィアンアウグストゥスの妻である皇后リヴィア(ローマ人に愛され、プロセッコ地域からやってきた)が、伝説的なプチーノワインのその質の良さのおかげで、健康を維持しながら良い年齢までいることが出来たことを知りました。
この話は後に高名な医師ガレンによって報告され、その後何世紀にもわたってプチーノワインの治療上の有効性が広まることとなりました。
18世紀初頭には、東からのブドウとこの地域で生産されたブドウとの組み合わせがとても良く、用途も広く、適度な良いバランスのアルコール度数を持つ飲み物となりました。
住民が増え、彼らの楽しみも増えたのです。
そしてフランチェスコ・マリア・マルボルティは、19世紀の初めに、プロセッコを生産するために使用したブドウについて言及しました。その時から、プロセッコのぶどうについて記述される本や文章が増え、生産工程も明確化されるようになりました。 プロセッコの近代的な歴史の始まりです。(そしてプロセッコとは、この複雑な丘陵地帯で生産される白ワインのことであるということに、もう誰も疑問を挟まなくなりました。)
丘陵地帯では、この品種(プロセッコ)が特によく育ち、次第にこの地域の他のブドウの栽培に取って代わり20世紀半ばにはこの地域で唯一無二の品種となりました。
*「プロセッコ」とはもともとぶどう品種の名前でした。

16世紀初頭、プロセッコ地方のワインが、ある重要な文献に記載されていました。
詩人であり偉大な文化の人であるピエトロ・ボノモは、the Natural History of Pliny the Elderを研究し、皇帝オクタヴィアンアウグストゥスの妻である皇后リヴィア(ローマ人に愛され、プロセッコ地域からやってきた)が、伝説的なプチーノワインのその質の良さのおかげで、健康を維持しながら良い年齢までいることが出来たことを知りました。
この話は後に高名な医師ガレンによって報告され、その後何世紀にもわたってプチーノワインの治療上の有効性が広まることとなりました。
18世紀初頭には、東からのブドウとこの地域で生産されたブドウとの組み合わせがとても良く、用途も広く、適度な良いバランスのアルコール度数を持つ飲み物となりました。
住民が増え、彼らの楽しみも増えたのです。

そしてフランチェスコ・マリア・マルボルティは、19世紀の初めに、プロセッコを生産するために使用したブドウについて言及しました。その時から、プロセッコのぶどうについて記述される本や文章が増え、生産工程も明確化されるようになりました。 プロセッコの近代的な歴史の始まりです。(そしてプロセッコとは、この複雑な丘陵地帯で生産される白ワインのことであるということに、もう誰も疑問を挟まなくなりました。)
丘陵地帯では、この品種(プロセッコ)が特によく育ち、次第にこの地域の他のブドウの栽培に取って代わり20世紀半ばにはこの地域で唯一無二の品種となりました。
*「プロセッコ」とはもともとぶどう品種の名前でした。

背景
背景
  • 1923年
    コネリアーノにブドウ栽培の研究施設を設立。
  • 1962年 6月7日
    11人の生産者が、コネリアーノとヴァルドッビアーデネのプロセッコ保護のためのコンソーシアムを設立。
  • 1966年
    コネリアーノとヴァルドッビアーデネを横断するプロセッコ・ルートが開通。
  • イタリア初のワインルートです。
  • 1969年4月2日
    コネリアーノとヴァルドッビアーデネのプロセッコを生産する15のコムーネ(=イタリア語で共同体の意味)のためにDOC(統制原産地呼称)が制定。
    *この時の「プロセッコ」はぶどうの品種を意味していました。
  • 1973年12月10日
    アソロとモンテロがDOC認定を受ける。
  • 2003年
    プロセッコDOCの15のコムーネ(=共同体)の地域がイタリアのスパークリングワインの優良地区として認定される。
  • 2004年
    ピエベ・ディ・ソリーゴにスタディ センターを設立。
  • 2009年7月17日
    プロセッコの2つの中心地である平野部と丘陵部で、組織レベルでの最大の統合が行われる。
    イタリア政府は、2つの新しい原産地呼称を認め、プロセッコ・ディ・コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネがDOCG(統制保証原産地呼称)に昇格し、イタリアで44番目のDOCGとなる。
    同時に、トリエステからヴィチェンツァまでのイタリアの9つの州で、それまでIGTとされていたものが、DOCとされた。

Types of PROSECCO プロセッコは3つのタイプ。

1つの魂、1つの土地、そして多くの含みを持つ3種類のプロセッコDOCの誕生。 フローラルでフルーティな香りと、軽やかで生き生きとした味わいのプロセッコDOCは、シンプルで洗練された飲み物の象徴であり、紛れもないメイド・イン・イタリーのライフスタイルと密接に結びついています。
プロセッコDOCに使用されるブドウは、ローマ時代からイタリア北東部で栽培されてきた代表的な品種であるグレラが中心です。 グレラは白ブドウの一種で、枝は暗褐色。麦わら色のブドウを大量に収穫することができます。

背景
背景
プロセッコDOC
3つのタイプ、3つの異なる泡、1つの起源。
スプマンテ
最も有名で広く普及しているタイプで、泡が細かく持続性があります。
PDOプロセッコ・スプマンテはその糖度により、ブリュット、エクストラ・ドライ、ドライ、デミ・セックに分類されす。
他に
フリッツァンテ:軽くて持続性のない泡が特徴。
トランキーロ:泡がない。
の2種類のタイプがありますが、日本ではその大半がプロセッコです。

Winemaking ワイン造り。

9月。一番大切な時期。
9月前半、成熟したブドウの有機的特性(糖分、酸、アロマティックマーカーなど)を維持するのに最適な時期で、高品質なプロセッコを生産するのに重要な時期です。
泡はどのようにしてできるのか?
自然発酵を避けるための緻密なプロセス、ブドウを丸ごと保存するという繊細な工程を経て出来るのです。
9月前半、成熟したブドウの有機的特性(糖分、酸、アロマティックマーカーなど)を維持するのに最適な時期で、高品質なプロセッコを生産するのに重要な時期です。 泡はどのようにしてできるのか?
自然発酵を避けるための緻密なプロセス、ブドウを丸ごと保存するという繊細な工程を経て出来るのです。
背景
背景
生産過程
  • 最高のブドウが収穫されたら、糖分をアルコールと炭酸ガスに変えて白ワインを作ります。
  • 酵母の活動(発酵)は、最もデリケートなアロマとフレーバーを保つために、最高温度18℃で約15〜20日間行われます。
  • 最初に瓶詰めされるのはプロセッコ トランキーロ・フリッツァンテとスプマンテは2回目の自然発酵が必要です。
  • 2回目の発酵は、マルティノッティ方式と呼ばれるイタリアの方式で、オートクレーブと呼ばれる大きな圧力容器で行われます。このようにしてあの有名な泡が造られます。
  • 30日以上かかるスパークリングワインの製造工程の最後に、発酵を終わらせるため温度を下げ、ワインに均一でバランスのとれた風味を与えるための残糖分を残します。
特に、フリッツァンテとスプマンテのワインのアロマの違いは興味深いものがあります。
フリツァンテでは主に藤やレモンの香りがし、スプマンテではリンゴやバラ、バナナの香りを感じることができます。
背景
プロセッコ DOC 保護協会
2009 年発足。世界最多の生産量・輸出量を誇るスパークリングワイン「プロセッコ DOC」の生産者団体。ブドウ栽培農家 11,609 軒、ワイナリー(ブドウの一次発酵)1,169 軒、スパークリングワイナリー(ワインをスプマンテにするための2次発酵)347 軒が集う。本部はイタリア・ヴェネト州トレヴィーゾ(ヴェネチアの北方 30 キロ)にありプロセッコ DOC の世界的な普及活動を行なっている。
2009 年発足。世界最多の生産量・輸出量を誇るスパークリングワイン「プロセッコ DOC」の生産者団体。 ブドウ栽培農家 11,609 軒、ワイナリー(ブドウの一次発酵)1,169 軒、スパークリングワイナリー(ワインをスプマンテにするための2次発酵)347 軒が集う。 本部はイタリア・ヴェネト州トレヴィーゾ(ヴェネチアの北方 30 キロ)にありプロセッコ DOC の世界的な普及活動を行なっている。